エリアA〜G
エリア別

エリアA(海士町・西ノ島町・知夫村・隠岐の島町)
大山隠岐国立公園・隠岐地域
主な見所
知夫の赤壁(知夫村)

知夫里島の西岸にある高さ約200mの断崖絶壁は、摩天屋と並ぶ迫カ満点の風景である。独特の赤色の岸壁は、夕日を受けると深紅に輝く。
乳房杉(隠岐の島町)

隠岐諸島の最高峰大満寺山(だいまんじさん)中にひっそりと生き続ける巨木で、主幹は15本に分岐し、その部分から大小24個もの乳房状の根が垂れ下がっている。周囲は夏でも涼しく、特に雨上がりはとても神秘的な雰囲気を感じることができる。
三郎岩(海士町)

中ノ島の北海上に、ほぼ垂直に大、中、小の三つの奇岩が並んで立っており、「三郎岩」と呼ばれる。隠岐航路の船上からも見える人目をひく景観である。
ローソク島(隠岐の島町)

島後北西の尾白鼻(おじろばな)沖合いの小島で、タ日が島の先端にかかるとローソクのようである。この光景は遊覧船から見ることができる。
自然回帰の森(隠岐の島町)

大満寺山とその北側の鷲ヶ峰(わしがみね)周辺は、樹齢300~400年の杉の天然林、オキシャクナゲ自生地ほか野生動植物の宝庫であり、登山道からは、屏風(びょうぶ)岩、トカゲ岩など奇岩の絶景が見られる。
浄土ヶ浦海岸(隠岐の島町)

多数の島々が散在して一群の多島海を作っている。様々な地質が分布するため、多種多様な景観を呈している。
国賀海岸(西ノ島町)

海面から257m垂直にそそり立つ「摩天崖(まてんがい)」や、波が作った岩の架け橋「通天橋(つうてんきょう)」など、西ノ島北西の延長7kmの海岸に隠岐を代表する奇勝が続く。海上、陸上どちらから見ても絶景である。
赤ハゲ山(知夫村)

美しい放牧風景で知られる知夫里島の最高峰。車で上れる山頂展望台からは日本海が360度見渡せ、視界が良ければ島根半島まで望める。春には野ダイコン、夏にはツルボの花が一面に咲き乱れる。
エリアA / 所在地別お問い合わせ先
- 海士町(一社)海士町観光協会 / TEL 08514-2-0101
- 西ノ島町(一社)西ノ島町観光協会 / TEL 08514-7-8888
- 知夫村知夫里島観光協会 / TEL 08514-8-2272
- 隠岐の島町(一社)隠岐の島町観光協会 / TEL 08512-2-0787
エリアB(益田市・津和野町・吉賀町)
西中国山地国定公園・中西部地域
蟠竜湖県立自然公園
青野山県立自然公園
主な見所
大神ヶ岳・赤谷山(益田市)

標高1,177m。山伏の修験場だったと伝えられ、岩場の山頂と登山通が面白い。周辺にはブナなどの自然林が残り、山頂からの展望もよい。三坂八郎林道の登山口から40分。
安蔵寺山(益田市・津和野町・吉賀町)

標高1,263mと県内で3番目に高い山(独立峰としては県内最高峰)で、ブナ、ミズナラなどの自然林が残る。益田市匹見町、津和野町、古賀町の1市2町から、3つの登山ルートが伸び、益田市、吉賀町のルートに登山の拠点となる宿泊施設がある。
長瀬峡(吉賀町)

山口県境の深谷渓谷の源流域。新緑や紅葉の美しさは格別。夏場は一枚岩の川床が天然のすべり台となり子どもたちに人気。車道に面し、駐車場・キャンプ場も至近。
蟠竜湖(益田市)

ボート、釣り、散策等が楽しめる。隣接する万葉公園には、万葉集に詠まれた植物を集めた万葉植物園、アスレチックが人気の子どもの広場、オートキャンプ場などがある。
青野山(津和野町)

約10万年前に噴火した907mの溶岩ドームで、国の天然記念物及び名勝に指定されている。四季を通じて山登りが楽しめ、山頂からは津和野の町並みと津和野城跡、遠く日本海も見える。登山口から山頂まで約1時間。
匹見峡(益田市)

表匹見峡、裏匹見峡、奥匹見峡の3つがあり、それぞれに特色のある変化に富んだ渓谷。四季折々の自然の中でキャンプ、自然探勝などが楽しめる。裏匹見峡の玄関口にあたる匹見峡レストパークにはキャンプ場、ケビン、レストラン等の設備が充実している。
深谷大橋(吉賀町)

山口県境の深谷川にかかる高さ80mの真紅の道路橋。橋から臨む深谷峡の眺めは壮観で、秋の紅葉は特に美しい。そばに駐車場がある。
津和野城跡(津和野町)

山城の代表的なものとして国の史跡に指定されている。城跡からは美しい津和野の街並が一望できる。駐車場から遊歩道があるが、リフトでも登れる。
エリアB / 所在地別お問い合わせ先
- 益田市益田市観光交流課 / TEL 0856-31-0331
- 津和野町(一社)津和野町観光協会 / TEL 0856-72-1771
- 吉賀町吉賀町企画課 / TEL 0856-77-1437
エリアC(浜田市・江津市・邑南町・川本町)
西中国山地国定公園・東部地域
浜田海岸県立自然公園
千丈渓県立自然公園
断魚渓・観音滝県立自然公園
江川水系県立自然公園・邑南地区
主な見所
千丈渓(江津市・邑南町)

白藤の滝、紅葉滝、―の滝などの滝群、深淵、岩棚が約5km連続する秘境の趣のある渓谷。探勝歩道(中国自然歩道)があり、邑南町(上流)側からも江津市(下流)側からも行けるが、江津市(下流)側駐車場から往復するのが一般的。
石見畳ヶ浦(浜田市)

国府(こくふ)海水浴場の東側、唐鐘(とうがね)漁港横のトンネルを抜け、賽(さい)の河原と呼ばれる洞窟の先に、地震で海床が降起した約5haの平坦な海岸「千畳敷」が現れ、散策ができる。
観音滝(江津市)

落差約50mを3段に分かれ落下する。水量が豊富で、岩肌に白布を掛けたように流れ落ちる様は、独特の美しさがある。駐車場から滝まで平坦な歩道で約200mと至近。
断魚渓(邑南町)

国道261号線から遊歩道を下りたところにあり、大岩盤が霧出して千畳敷を形成し、その中には節理に沿って幅およそ1~2mの自然の水路(岩樋川)が形成されている。
雲月山(浜田市)

広島県境にある標高911mの山で、広島側の呼称は「うづきやま」。山頂からは360度の眺望が楽しめる。県道113号線(都川中野線)の県境付近「雲月峠」の登山口から山頂まで約40分。
石見海浜公園(浜田市・江津市)

浜田市の赤鼻岬から江津市の大崎鼻までの5.5kmの海岸線と、浜田市久代(くしろ)町から江津市波子町までの丘陵地に整備された都市公園で、オートキャンプ場、ケビン、しまね海洋館アクアス、アクアスランドなどがある。
ホタル公園(邑南町)

出羽川の支流長田川は、ゲンジボタルの生息地。ホタル公園内の「ホタルの館」周辺では天候等条件がそろえば無数のホタルが川から湧き上がる様子が見られる。
エリアC / 所在地別お問い合わせ先
- 浜田市(一社)浜田市観光協会 / TEL 0855-24-1085
- 江津市(一社)江津市観光協会 / TEL 0855-52-0534
- 邑南町(一社)邑南町観光協会 / TEL 0855-95-2369
- 川本町川本町観光協会 / TEL 0855-74-2345
エリアD(大田市・飯南町・美郷町)
大山隠岐国立公園・三瓶山地域
江川水系県立自然公園・美郷地区
その他の見所
主な見所
女亀山(県自然環境保全地域)(飯南町)

女亀(めんがめ)山はギフチョウ発生地であるとともに、サンショウクイ、アオゲラ、ヤマガラ、ヨタカなど多くの鳥類の繁殖地や中継渡来地となっている。赤名峠近くの登山口から山頂まで1km、約40分。
三瓶自然館サヒメル(大田市)
三瓶山北の原にある自然系博物館。五感で感じる展示と最新鋭の機器で自分が画面に写り込むクイズなど、楽しみながら自然についての学習や天体観測の体験ができる。
波根西の珪化木(大田市)

約1500万年前、日本列島の形成過程で起きた火山活動の影響で出来た。樹木が地層の中で長い年月を経て、珪化作用により岩石となったもの。
カヌーの里おおち(美郷町)

江の川のほとりにあり、カヌー・カヤックの体験やツーリングのほか、カヌー製作体験が可能。オートキャンプ場も併設。
赤名湿地(県自然環境保全地域)(飯南町)

開放湿地にはサギソウ、トキソウ、カキランなどの野性ランや、「幻のトンボ」といわれるハッチョウトンボなど貴重な昆虫も多数生息している。
三瓶山(大田市・飯南町)

オートキャンプ場なども整い、春の新緑、夏の登山、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通じて楽しめる。姫逃池、浮布池、室の内池と三様の池がある。
石見銀山街道(大田市・美郷町・飯南町)

石見銀山から日本海へ通じる温泉津・沖泊(ゆのつ・おきどまり)道や、赤名峠を経て瀬戸内海へ抜ける銀の道のうち、美郷町内の古道「やなしお道」は中国自然歩道として整備されている。
大万木山(飯南町)

標高1,218mの山頂を中心に、ブナ、ケヤキ、サワグルミ等の巨木が林立する落葉広葉樹林帯となっており、新緑の春、紅葉の秋、樹氷の冬と四季折々の景観をみせる。
エリアD / 所在地別お問い合わせ先
- 大田市(一社)大田市観光協会 / TEL 0854-88-9950
- 美郷町美郷町観光協会 / TEL 0855-75-1330
- 飯南町(一社)飯南町観光協会 / TEL 0854-76-9050
エリアE(雲南市・奥出雲町)
比婆道後帝釈国定公園
竜頭八重滝県立自然公園
鬼の舌震県立自然公園
主な見所
鬼の舌震(奥出雲町)

約3kmの渓谷に、巨岩・奇岩が無数に横たわっている景観は圧巻。渓谷に沿って遊歩道が整備されている。
龍頭が滝(雲南市)

落差40mの雄滝と30mの雌滝があり、雄滝は裏側の岩窟からも見ることができる(裏見の滝)。周囲には大杉の並木や広葉樹林も広がり、見事な景観を形作っている。
吾妻山(奥出雲町)

島根・広島県境の山頂は、標高1,240mで360度の眺望がすばらしい。島根側登山道途中には大膳原(だいぜんばら)があり、キャンプ場、避難小屋、休憩所、トイレなども整備されている。
おろちループ橋(奥出雲町)

国道314号線の坂根~三井野原間4kmを11の橋と3つのトンネルで結んだ2重ループの道路。道の駅にある展望台からの眺めはよく特に紅葉の季節は美しい。
八重滝(雲南市)

約1.5kmの渓谷に続く八つの滝を総称して八重滝と呼んでおり、最上流部の二段滝が最も大きな滝。遊歩道を歩きなから自然林に囲まれた渓流美を楽しめる。
船通山(奥出雲町)

島根・鳥取県境にある山頂は標高1,142mで、広く四方が展望できる。中腹の”鳥上滝”は斐伊川の源流で八岐大蛇(やまたのおろち)が棲んでいたと伝えられる。登山口の手前に斐乃上温泉がある。
斐伊川堤防桜並木・三刀屋川河川敷の桜(雲南市)

雲南市木次町の中心部を流れる斐伊川支流久野川の堤防約2kmにある約800本の桜並木は「日本さくら名所100選」に認定されている。また、三刀屋川の両岸約2kmにわたる桜並木には、みどりの花をつける桜「御衣黄(ぎょいこう)」がある。
玉峰山(奥出雲町)

標高820mの玉峰山は、大きな奇岩のある山として有名。国道432号線から「玉峰山登山口」の標柱の角を曲がり、玉峰山森林公園駐車場へ。遊歩道に沿って雄滝をはじめ大小6つの滝がある。
エリアE / 所在地別お問い合わせ先
- 雲南市(一社)雲南市観光協会 / TEL 0854-42-9770
- 奥出雲町(一社)奥出雲町観光協会 / TEL 0854-54-2260
エリアF(出雲市)
大山隠岐国立公園・島根半島西部地域
宍道湖北山県立自然公園・西部地区
立久恵峡県立自然公園
主な見所
日御碕神社(出雲市)

鮮やかな朱色が映える日御碕神社は、日の本の夜を守る神社と伝えられており、古来より神幸神事(夕日の祭り)が執り行われています。
立久恵峡(出雲市)

県道沿いにあり、駐車場も整備されているため、アクセスが容易。遊歩道が両岸に整備されており、3つの橋で対岸とつなぐ。公園内には眺めのよい温泉や宿泊施設もある。
日御碕(出雲市)

島根半島の西端の岬で、ウミネコの繁殖地である経島(ふみしま)や出雲日御碕灯台を巡る遊歩道が整備されている。ダイビングスボットとしても有名。
斐伊川河口(出雲市)

斐伊川河口周辺はマガン、コハクチョウなどの集団越冬地であり、宍道湖グリーンパークの観察舎からも観察できる。やや南には湯の川温泉や荒神谷遺跡がある。
旅伏山(出雲市)

標高421mのこの山は、春の新緑から秋の紅葉まで楽しめ、頂上からは築地松(ついじまつ)で囲まれた出雲平野の散居集落が一望のもとに収められる。
鼻高山(出雲市)

出雲北山の最高峰で、標高536mのこの山からは眼下に出雲平野を見渡せ、遠く三瓶山も見ることができる。展望は360度。
荒神谷史跡公園
仏経山の東山麓、湯の川温泉の西南の緑深い里山から銅剣358本、銅矛16本、銅鐸(たく)6個が相次いで発掘され、史跡公園となっている。荒神谷博物館もあり、出雲大社隣の県立古代出雲歴史博物館と併せて見学するとよい。
エリアF / 所在地お問い合わせ先
- 出雲市(一社)出雲観光協会/ TEL 0853-31-9466
エリアG(松江市・安来市)
大山隠岐国立公園・島根半島東部地域
宍道湖北山県立自然公園・東部地区
清水月山県立自然公園
主な見所
地蔵崎(松江市)

展望台から大山や日本海、空気の澄んだ日は隠岐諸島も見える。世界灯台百選にも選ばれた美保関灯台は灯台ビュッフェとともに異国情緒が漂う。
枕木山(松江市)

頂上(453m)付近まで舗装道路がある。頂上近くの臨済宗の古刹華蔵寺(けぞうじ)には、東西2つの展望台があり、中海、弓浜半島、大山などが一望できる。
加賀の潜戸(松江市)

加賀海岸にある新旧2つの大きな洞窟で、遊覧船で中まで入ることができる。近くの桂島には、磯と浜が広がり、海水浴場、キャンプ場、遊歩道が整備されている。
月山(安来市)

月山は、尼子氏の居城富田城があったところで、今は桜や紅葉が美しい公園となっている。近くには日本庭園が有名な足立美術館や尼子氏の御殿湯であった鷺の湯温泉がある。
清水寺(安来市)

天台宗の古刹。県下には珍しい三重塔があり、深山幽谷的な趣を呈する。清水公園は、春の桜、ツツジ、秋の紅葉、冬の雪景と四季を通じて美しく、公園内の旅館では精進料理を提供している。
五本松公園(松江市)

標高約100~130mの丘にあり、展望台からは大山、弓浜半島、中海が見える。4月下旬~5月上旬は約5,000本のツツジが美しい。地蔵崎まで遊歩道が続く。
朝日山(松江市)

『出雲国風土記』にいう神名火山(かんなびやま)で真言宗の古刹朝日寺から少し登ったところの山頂(342m)からは、南に宍道湖、北に日本海が一望できる。
宍道湖東岸(松江市)

朝のシジミ漁は風情がある。夕日の美しさは格別で、「日本の夕日百選」の島根県立美術館から宍道湖夕日スボットにかけてが、嫁ヶ島や夕日のビューボイント。
エリアG / 所在地別お問い合わせ先
- 松江市松江市観光施設課 / TEL 0852-55-5218
- 安来市安来市商工観光課 / TEL 0854-23-3110