ユキワリイチゲ

2月下旬(山麓)~4月(自然林内)

ユキワリイチゲは、キンポウゲ科の多年草で、本州西部から九州の丘陵地や山際などに生えます。
秋に葉を出して、3月~4月の早春に白色から薄紫色の大輪の花をつけ、初夏には地上部を枯らします。
一見、花びらのようにみえる部分は、植物学的には「ガク」にあたります。
三瓶山では、山麓の人里から、標高600m近くの森林の中などに生えていますが、数が少なく見られる場所は限られています。
漢字で書くと「雪割一華」。雪割は、雪が残る季節に出てくることを、一華は、茎の先につける一輪の花を意味するそうです。
先人達は、寒さが残る早春に咲く可憐な姿を上手に表現したものです。